花粉症

青汁は安全なのか

青汁を購入する際にはどんな点を気にするでしょうか?
含まれている成分や値段などを気にする方も多いと思いますが、安全性に気を使っている方も少なくないと思います。

青汁自体は薬ではないため、基本的に副作用などが起こることはありません。
しかし心配なのは、農薬を使って作られているのではないか、添加物がたくさん含まれているのではないか、あるいは放射能物質の影響を受けているのではないか、といった点ではないでしょうか。
また、原料の産地がどこかを気にする方もいるかもしれません。

農薬や化学肥料を使っているかどうかは、製品によっても異なります。
農薬と化学肥料、どちらも使っていないというものもあれば、農薬は使っているものの化学肥料は使っている、どちらも使っている、といったものもあります。
また、安全の品質基準を保つために、残留農薬検査やヒ素検査などを行っている商品もあるようです。

農薬が使われているか心配という方は、有機JASのマークが入っているのか確認しておくと安心でしょう。
有機JASとは、農林水産省の規格に基づいて生産されていることを証明するものです。
このマークが付いていることで、オーガニックであるかどうかの判断基準となります。
有機JASの条件は、堆肥等にて土作りが行われていること、禁止となっている農薬や肥料を使っていないこと、遺伝子組み換えをしていないこと、などです。
無農薬・化学肥料不使用にこだわる方は、ぜひチェックしてみると良いでしょう。

ただし、有機JASだからといって必ずしも安心できない方もいるかもしれません。
たとえば、放射線物質の問題です。
以前、海外にて、大麦若葉の生産工程において放射線照射での殺菌・殺虫が行われていたことが話題になりました。
これにより、青汁には発がん性物質が含まれているのでは、と心配する方も増えたのです。
しかし、日本では放射線照射の利用が禁止されているため、国産の青汁であれば放射線物質の影響は心配いりません。

パッケージの表示などをきちんとチェックし、青汁は安全性も考慮して選ぶようにしましょう。